目次
はじめに
初めまして!ヒヌマ夫婦です。
夫婦でフィリピン留学について発信しています。
2016年、私たちは2人で初めてのフィリピン留学に出ました。高校卒業以来、約10年間英語に触れていなかった私たち。「その後に控えるワーホリで困らないように・・・」と基礎を固めるべくセブ島に留学してからワーホリに行くことにしたんです。
2ヶ月のフィリピン留学を経て、もともと抱えていた
- 下手な英語を人前で話すのが恥ずかしい
- 先生に質問したいことがあるけど、英語で何と聞いたら良いかわからない
という悩みはほぼ消え、先生や多国籍の生徒とコミュニケーションを取ることが楽しくて仕方ありませんでした。
英語の知識が伸びたかと聞かれると、
「下の中から→中の下」
に上がった程度だったと思います。2ヶ月という短い期間では、中学英語の基礎を思い出すのに精一杯でした。
主に上がったのは、「間違ってても良いから話そう」というコミュニケーション力だったと思います。
ただ、そのおかげでオーストラリアでは1ヶ月目にして夫婦ともに多国籍の人が働くローカルの仕事に就くことができました。
その時の英語レベルはかなり低かったと思いますが、とにかく積極的に行くことだけはやめませんでした。これは確実にセブで英語に慣れておいたおかげだと感じています。
しかし2年目に突入し、慣れた仕事に長期間就いていたことで“毎日同じようなことしか話さない”ため、怠けてしまい英語の勉強をしなくなりました。
したとしても、その日わからなかったことをグーグルで調べて納得する程度。
夫婦で出掛けることに多くの時間を費やすようになり、1年目は自分たちからオージーに声をかけ積極的に友達作りをしていたにも関わらず、後半は外国人の友達と話す機会をあまり作らなくなっていました。
その時すでにインスタやブログで発信活動をしていた私たちは、いつしか「英語はあんまり伸びなかったけど、発信力や人脈を得ることができたから良いよね」と、元々の目標を自分たちが納得できるようにすり替えるようになりました。
・・帰国後。
セブ留学2ヶ月+ワーホリ2年の末、初めてTOEICを受けてみることに。
結果は、夫/435点・嫁/615点と海外にいたとは思えない悲惨な結果でした。自分たちが努力しなかったことを本気で悔やみました。
英語が話せなくてもワーホリはできます。日本食レストランの求人はたくさんありますし、会話をしなくてもできる仕事もあります。日本語で書いてある情報もネット上に溢れていますし、日本人もたくさんいます。
でも、本当にそれで帰国後「良い海外生活だった」と思えるんでしょうか?
思えるかもしれません。私たちだって、「本当に楽しい2年間だった」と思っています。でも、どこかでわだかまりや後悔も残っているんです。
帰国後、まずはTOEICで800点取ることを目標に掲げた私たちは、再度セブ留学へ。
今回は本気でした。
毎日死ぬ気で勉強しました。それと並行してYoutubeや記事も更新しました。「時間が足りない」と疎かにしていたことが、習慣を作ることで出来るようになり「自分が本気を出せば、時間はいくらでも作れる」ということを実感しました。
結果、2ヶ月を待たずして5週目で夫婦共にTOEIC800点を超えました。
私たちは切羽詰らないとできない人間でした。自分に甘い人間でした。
「英語圏で勉強しないでセブに戻って勉強?(笑)」というお言葉を何人かの方に頂きましたが、本当にその通りだと思います。
英語圏に住んでいたのに、本当に勿体無いことをしたと感じています。
ただ、後悔していても仕方がないので私たちは自分たちの甘い性格を改めて自覚した上で、「頼れるものは頼ろう」とセブの環境に頼ることにしたんです。
「続かない人」は大変多いと思います。自分で続けられないのなら、環境に頼ってみるのは悪いことではありません。
セブで人生掛けて本気で半年間勉強すれば、どんなに続かない人でも伸びます。
結果、私たちの英語力を救ってくれたのはフィリピンだったので、私たちは「フィリピン留学は確実に英語学習に使える」と再確認し、
- 私たちのような失敗をしてほしくない
- フィリピン留学をムダなく最大限に活用してほしい
と思いこのようなサポートをすることに決めました。
フィリピン留学に対して思うこと、感じることは他にもたくさんあります。良い面も良くない面もあります。それを発信し、アドバイスする事で1人でも多くフィリピン留学に満足して帰る人を増やしたいです。
この経験談でみなさんにお伝えしたいこと3つ
①留学を決めたら出発までに中学英語の基礎はしっかり復習してから留学に望むこと
日本では英語を日本語で習っていましたが、向こうでは英語を英語で習います。文法をしっかり分かっていない英語初級者が、文法について英語で説明を受けたところで、すぐには理解できません。英語で学ぶことが悪い訳ではありませんが、大変時間を要します。
せっかく目の前に先生がいるのに、文法の基礎が分からず何も発言できなかったり、1つの文法の理解に1コマ使ってしまうのは短期留学にとってあまり効率的ではありません。
日本語で教えてもらえれば5分で理解できる可能性もあります。
授業は、フィリピン人の先生を独り占めしてたくさん喋るチャンスです。こんなチャンス、日本ではなかなかありません。
発言量を増やしより早く英語を習得するためにも、基礎はやってから出発することをおすすめします。
②自分にマッチした学校を選ぶこと
現在、フィリピン留学に関する情報はネット上に溢れています。セブ島だけでも語学学校は100校を超え、調べれば調べるほど混乱してしまうことも。
「マンツーマン」「食事・寮付き」と一見どの学校も似ているように見えますが、施設から教育カリキュラムまで全く違います。本当に全然違います!
また、みなさんがどのような目的で留学に行くかによっても選ぶべき学校は変わってきます。
- 遊びは置いといて、本気で勉強したい
- 休暇も兼ねて行くから、海やショッピングも楽しみたい
また、自分の性格も分析しておくと良いです。
- 自分に甘くしてしまうタイプだからスパルタで強制的にスケジュールを管理してほしい
- 適度なリフレッシュが無いと集中できないタイプだから自由な校風が良い
- 食事や設備はこだわらないから安いところが良い
- 食事が満足に取れないと勉強にも身が入らないので質を重視したい
など。
自分に合った学校を分析することが大切です。もちろん全て揃っていれば良いですが、行く先はフィリピンです。日本のように全てが簡単に整う訳ではありません。
全て完璧に揃えている学校は無いと思います。それを理解した上で、いかに自分に合った学校を選べるかでみなさんの留学生活が大きく変わります。
時期によっても変わってきます。日本人留学生が多い月、大学生や高校生が多い月、雨が多くどんよりした天気が続く月。
またハイシーズンの時期は、人気校はすぐに埋まってしまいます。
セブ留学は英語圏の留学に比べて「気軽にいける」というのが一つの良い点ですが、自分の希望校に絶対に入りたいのであれば最低3ヶ月以上前に申し込むなど、事前準備が必要になってきます。
③本気でやりたい人は、出発前に何らかの試験を受ける事
これも私がやらずに後悔したことの一つです。私たちはワーホリから帰国後に人生初めてのTOEICを受けたのですが、留学前に受けていなかったため海外生活前後での英語力を比較することができませんでした。(TOEICはリスニングとリーディングしか無いので一概には評価できませんが・・)
事前に英語に関する試験を受ける事は、自分の現時点でのレベルを把握し、目標を設定するのに大変役立ちます。
一般英語コースを受講される方がほとんどですが、一般英語コースのレベルアップテストは多くの学校がその学校独自のテストを採用しており、他の学校に移った際や日本に帰国した後に比較材料として使うのが難しいです。
また、それぞれの学校でのレベル設定基準(初級・中級など)にも差がありますし、点数化されたものが無いとモチベーションを保ちづらくなります。
事前対策していなくても構いません。まずは受けてみることが大事です。点数が低ければ自分のレベルの低さに落胆し、セブでのやる気に繋がります。意外と高ければ、一般英語コースではなく少しレベルの高いコースにしてみようか?などと再度コースを検討することもできます。
TOEIC、IELTS、英検なんでも良いです。
今の自分を知ることが、より成果を実感するために重要なんです。
最後に
現在、日本に留学エージェントは溢れるほどあります。フィリピンの語学学校の情報も山程あります。
そんな中で、私たちがこのように留学相談や学校紹介を始めようと思った理由は、ただただ
- 一人一人に本気で相談に乗りたい
- 失敗してほしくない
そう思ったからです。
私たちの特徴は、「全て私たち2人の目で見てきたものを、私たち自身がお伝えする」ということです。また、相談してきてくれた方には、留学の目的からその方の性格まで、あらゆることを聞かせていただいた上で分析し、アドバイスさせて頂きます。
小さな留学エージェントですが、「日沼夫婦だからこそ相談したい」と思ってくれた方がいましたら、是非相談していただけると嬉しいです。
お申し込み前に必ずこちらをご確認ください